ブログを書くということ

4年ぶりにブログを更新。
流石になぜブログを書くのか考えざるをえない。

こんなもん自分の日記に書いとけやと自分でも思うが、自分で日記を書いていた10代の頃でさえ誰かに読まれる前提で書いていた。
まぁそのくせほんとに読まれてからかわれたら怒ってたけど。
怒るくらいならちゃんと隠せと逆に怒られて、ごもっともだと反省したけど。


何でだろうと改めて考える。
小学校一年生のとき書いた作文が、市の文集に載ったことがある。
それは僕にとって初めて身内以外から誉められた、いわば社会的な承認体験で、「僕はここにいていいんだ」という寄りどころになった。
そのせいで僕は文章を書いて誰かに誉められるのが自己承認の手段になっているのだろう。
(35年前の出来事が未だ影を落とすのだから教育って恐ろしい)
だから完全極秘の日記帳では用をなさないのか。
なるほど。

そこでブログだ。
なんせ60億人の目に触れる可能性がありながら、滅多なことではたどり着かない。
万が一ちょっとでもリアクションがあれば、承認を受けたと思ってうれしい。
非難を受ける可能性はあるが、アクションを起こさせる力が文章にあったと解釈できるほどひねくれるのに35年の月日は充分だ。


日本文学史における私小説とブロクとの考察とか面白そうだなぁと思うが、きっともう誰かやってるな。


とにかく自己満足の為に書いているのだけは間違いないので、ごめんなさい。
せめて不用意に人を傷つけないようにだけはするので、もしそんなときは誰か叱ってください。