末続の銅メダル

TBSはオープニングで「最後はただがむしゃらに走った」という
趣旨のナレーションをつけて放送した。


NHKはニュースで「最後までフォームが崩れずに走り切れる様
トレーニングを積んだ」と、トレーニング映像を付けて解説した。


精神力を否定はしないが努力や気力や根性「だけ」で勝てるのならば
メダルがいくつあっても足りない訳で、
そこには科学的な視点とそれを体現できる選手の才能や素質が
備わってなければ勝つ事は出来ない。


スポーツを見る楽しみの一つはそうした選ばれしものだけが実現できる世界を
見ることで、その世界を単なる精神論で片づけるのは
すべての世界を目指すスポーツ選手に失礼なことだと思う。


「感動をありがとう」という言い方を昨今のスポーツ中継は
すぐに使うが、単なるお涙頂戴ではなく、「スポーツを見る楽しさ」を
充分に伝えてからそういう言葉は使って欲しいもんだ。


今日のおひるごはん情報
:半チャーハン+半ラーメン(800円)