横領其の二。
昨日の日記を書いてから、少々反省しました。
札束のかわりに木片を置いておくというやり方は確かにとても原始的ではあります。
しかし、それだからこそ効果的だった、とも言えるのではないでしょうか?
金庫の中といえばお金があるのがあたり前、
むしろそれ以外のものがあるはずが無い。
そうした先入観を利用した高度な心理作戦とも言える訳です。
ましてや場所は「銀行の」金庫。
5億円といえば1千万円の束がたかだか50個なのですから、
現金の山の中に紛れてしまうものなのでしょう。
実際どれくらいの現金が入っていたのかについて、読売新聞によれば
「(銀行は)6月23日の監査で本来は約6億円あるはずの金庫内に1億円しかないことがようやくわかった。」
ということは、6億円のうち5億円分が木片。
金庫内のうち、比率にして80%強が木片。
・・・・・・・・・。
僕、この銀行に定期があるんですけど、解約したほうがいいっすか?