時計の読み方

小学校に入ると算数の授業の中で時計の読み方を教えてもらえます。


足し算の繰り上がりとか引き算の繰り下がりとかを学ぶということは
つまり10進法について理解するということで、思えば小さい子供が
それを学ぶってすごいことですよね。
で、やっとそれを学んだら今度は時計の読み方を学ぶ。
「たろうくんが6時の一時間前におうちから車で30分・電車で1時間半
掛かるところにいくためには何時にうちを出れば良いでしょう?」
という問題を解くことが出来るということは
つまりは60進法の概念を理解するということですから
そんなことを短期間で理解するのは本当に大変なことで、


うっかり学びそびれて大人になってしまうことがあっても


ちっともおかしくないくらいです。


ですから。
「じゃぁ飲み会の一時間前に一回落ち合おうか」と
自分から言い出したのに飲み会の時間ぴったりに到着して
怒られまくったその翌日に、
「面接の前におひるごはん食べたいから、30分前に現地に着くんだ」と
宣言しておいて開始時間ちょうどに現地に着いたりする大人がいても、


それは仕方が無いことなんじゃないかと。


むしろよくあることと言ってもいいのではないかと。


ていうかその方が自然なんじゃないかと。


本日、このレポート始まって以来の「おひるごはん情報:なし」が
記録されるにあたっては、このような児童教育に関する
根源的な課題が潜んでいるのであります。
是非とも関係各位におかれましては、かような困難且つ複雑なる問題の
解決へのご尽力をお願いいたしまして、本日のご挨拶と代えさせて頂きます。
御静聴ありがとうございました。


今日のおひるごはん情報
:なし。